遠近法のやさしさ マチュー・アマルリック『彼女のいない部屋』

存在がなくなることは、すぐに、イコールで、即ち、という勢いで「悲しい」こととして思われる。これは主観的にも客観的にも、自分のことでも他人のことでも、誰かが誰かを失った、知っている人が今日死んだ、という文字を驚きをもってみ …

実は誰もが間違えるはずはない 多和田葉子『地球にちりばめられて』

小さいころからあまり話すことが苦手というか、特に話したくない人と話すことが思いつかないのが、今も変わらずである。コミュニケーション能力は、話したいとき、話すことがあるとき、どうしてもあふれ出すことを止められず、ドロッと、 …

2022/07/29

やると決めたことが、自分で決めたわけではないが、やってきたやるべきことが、二三個終わって、しかも週末が出勤となると、褒められたりして気分もよく、最近筋トレ、スロートレーニングを一日おきに10分ずつ、できればそのあとにエア …

2022/07/17

住んでいる駅も、都心に向かわない方、午前中に乗ると、それはまた旅の空気だ。 向かい側のホーム、都心へ向かう人たち、明らかに何か意味を求めるから都心にいく。買い物、デート、文化、お金を使いに、あるいはお金を稼ぎに仕事へ行く …

意味から存在へ、眠る方法 『プティ・カンカン2:/クワンクワンと人間でないモノたち』、『MEMORIA』、『名付けようのない踊り』

プチカンカン2

好きな映画監督、本当に好きな監督はそうそういなくていい。ブリュノ・デュモンとチャン・リュルと何度も言おう。好きだから応援することで次回作が生きている間に観れるから何度も言うべきだ。とても慎重に、だらだらと観れる映画が好き …

2022/06/12

・昨日は駅近くの焼鳥屋に行った。焼鳥といいつつ、焼きトンの店、は必ず美味しい。そして、漬け物、糠漬けのつかり具合が浅くてとてもよろし。カリカリのアブラがうまい。ホッピーは白、三杯いけちゃう。 ・その後いつものスナックへ。 …