12月
- ベット・ゴードン『エンプティ・スーツケース』『エニバディズ・ウーマン』
- たかはしそうた『上飯田の話』◎:トークショーで監督が言っていた「個別具体的であればあるほど、転じて普遍性が帯びてくる」という趣旨の話がかなり自分の中でも大切な気がする
- ジェシカ・ハウスナー『クラブゼロ』△
- 前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』◎:切ないゴールデンコンビであるやはり。
1月
- 小津安二郎『東京物語』◎:正月にふさわしい、それなりに重い
- ナンニ・モレッティ『息子の部屋』◎『三つの鍵』
- チアン・ウェン『太陽の少年』○:女子たちがかなり魅力的で、男子の幼さ際立つ
- 藤野知明『どうすればよかったか?』◎
- ゲオルギー・ダネリヤ『クー!キン・ザ・ザ』○
- 清原惟『ひとつのバガテル』
2月
- ロドリゴ・モレノ『犯罪者たち』△:気取りがある
- サモ・ハン・キンポー『スパルタンX』◎:次のことを即興でやってるような感じ。完成されている世界で生産性が全くない。
- ジャック・ベッケル『現金に手を出すな』△:これぞロマンといわれてもな。なんもカッコよくない。
- ヴィム・ヴェンダース『ゴールキーパーの不安』△:こういうのはもはやなんもこない、気持ち悪いと思う。
- トッド・フィリップス『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
3月
- クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ『ハイパーボリア人』Zzz
- アラン・レネ『ジュテーム・ジュテーム』Zzz
- イ・ジュヨン『ドア前に置いて。ベル押すな』○:短編って眠くならないからよい
- M・ナイト・シャマラン『トラップ』○:全然あり得ない感じ
- 小栗康平『埋もれ木』◎:この人の映画は、他の人には絶対に出せないワンダーがどの作品にも必ずある。その種類がたくさんある。
- 諏訪敦彦『ユキとニナ』:4回目くらい。こんなんだっけ?と思った。
- アレックス・コックス『ストレート・トゥ・ヘル リターンズ』
- スー・ユチュン『走れない人の走り方』◎:大好きだった。世界の見方が伝わってくるし、その辛さと自分嫌いと自己愛も全部わかる。監督自身が出るシーンも、もはや出て救いの声を自分でかけるしかないとか、ストーリーには関係ない外れるところとか、それがあるから好き。貢献とかパーツではないところ。
- アッバス・キアロスタミ『オリーブの林をぬけて』:それなりだ。
- アラン・ギロディ『ミゼルコルディア』Zzz
- ロベール・ブレッソン『白夜(4Kレストア版)』◎:やはり好き。船が来るとこ。
- アルノー・デプレシャン『映画を愛する君へ』
4月
- アルチュール・アラリ『イン・ベイン むなしい愛』◎:とってもカッコいい空しさがある映画。
- ホン・サンス『映画館の恋』◎:ドンスのわけわかんなさがとっても良くて、なんかいろんなシーンを何回もみちゃった。
- 成瀬巳喜男『夫婦』◎:ずっとおもしろかったし、問題はずっとある。
- ブラディ・コーベット『ブルータリスト』◎:建築がスゴイのと、これが全く史実にないっていう空しさが好みです。全部こだわっているのに全く空というのが狂っていると思う。
- ビン・リュー『行き止まりの世界に生まれて』◎:仕事でよく一緒になる取引先の同い年の人とはじめて飲んだ時にスケボーの話になった時におすすめしてくれた映画。もうそれだけで良い。
- ダイナ・O・プスィッチ『終わりの鳥』
- 竹林宏之『情操家族』△:こういう感情にまみれたの日本人好きだよなあと思う!
- アレハンドロ・ホドロフスキー『ホドロフスキーのサイコマジック』×:ホドロフスキーさん、これはあかんよ…。久々に途中でみるのやめた。これは、様々なハードルを様々に乗り越えた末に自分が体験するべき世界であって軽くメディアに載せて見せるべきものではない。いい意味で勝手にやるべき世界であってほしい。訳の分かんないことを説明してんのも冷める、それは結局マジックでもなんでもない。すごい映像ではあるが。
- フランソワ・トリュフォー『あこがれ』:ただのクソガキ。邦題問題だな僕の大好きな。ウザさを描いているのならカッコいいな。
- ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ『フォーエバー・ヤング』○:演じることへのどうしようもなさ
- グレッグ・クウェダー『シンシン/SING SING』
- ウィリアム・A・ウェルマン『花形証人』○:MAGA
- キャスリーン・コリンズ『ここではないどこかで』◎:音から映像から全部がカッコいい。
- ジュリー・ダッシュ『海から来た娘たち』Zzz
- ドロシー・アーズナー『めくらの鼠』Zzz:この日二本とも寝た
- グラハム・フォイ『The Maiden』△:無駄に長いだけ
5月
- ジャ・ジャンク―『新世紀ロマンティクス』◎:超大作。夕方の渋谷の交差点の人々がマジで輝いて見えて泣いた。生きているなあと。
- テレンス・マリック『天国の日々 4K』◎
- S・シルヴァン・サイモン、 ジョージ・マーシャル『秘境』◎:ハラハラしちゃった。
- ペドロ・コスタ『骨』Zzz:一回もちゃんと観れたことない。良い経験したことないよペドロ・コスタで。
(Good Things)
- EUフィルムデーズのカラオケイベント、めっちゃ楽しかった。ポルトガルの有名な歌、Salvador Sobral – Amar Pelos Doisを歌う機会があったらいいな現地で。
- 最寄り駅の日高屋で他も席が空いているのに、となりに座ってきた男性:タブレット端末を見ながら「よーし、今日は何食べようかな!!!」「たっけえなああ!!!」
- 小鹿野町:太田甘池堂の羊羹、老舗焼き鳥屋の店主の姉妹の姉の方のわかりやすい馴れ合い感の全くなさ(常連にも厳しい)、町の人達、パトロール中の警察に警察官にならないか?とスカウトされた体験、焼き鳥屋であった優しい兄さんたちと行ったとんでもなく広いスナック、その道中にお化けが出るという話、幽霊を「逆に見に行っている」という態度の話
- 渋谷のNid、楽しくお買い物させてくれる店員さんたち
- ラーテルの若菜ちゃんとたまたま東中野の飲み屋であって飲んで、勢いでDJやるよ!って言って(翌日やっぱやめます…いいながら結局)イベントに出てDJしたこと。ちゃんとセットを考えてやったらめちゃ楽しかった。その後みんなで花見もできたし。
- WWWでのSoul Sideのライブ。最高にカッコよかった。
- NEAR MINT TOKYO:美味しいし酒もうまい。地下に空間があるらしいのが気になる。
- コードギアスのアニメ:自分自身が実行せず、誰かにやってもらうことで世界を救う!まじでカッコいいと思う。俺も誰かにやってもらう人になりたい。
- 小島信夫の『小説作法』を長い外仕事の通い路にずっと読んでかなりしっくりきた。影響でカフカの短編もかなり面白い。
- ユーロスペースやシネマヴェーラに行くときに神泉から行くことにして快適。さらにチムニーコーヒーのチムニーラテを買って美味しかった。
(Bad Things)
- レショップ宮下パークでの店員・客含めたファッション野郎達の馴れ合いコミュニケーションが邪魔、狭い通路で群れてくれるな大人たち。