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  • 2025/01/04

    年始初めて近所の神社にちゃんと初詣した。年が明ける前に家を出て歩いてすぐの神社、結構人が並ぶ神社なのでいつも三が日終盤に行くようにしていたが今年はなんとなく並んでみる、並ぶ時間が暇なので30分くらい前にコンビニで酒を買って並ぶ。ハイボールを買ったつもりが日本酒ハイボールだった、飲む瞬間にハイボールをイメージしていたから香りに違和感がすごくて面白かった、「これ日本酒だわ」。でも逆に日本酒と炭酸の方が縁起がいいかもなとかも思った。積極的に縁起に左右されたい年末年始は。並んでいる後ろには近所に住んでそうな高校生くらいの女の子が二人、仲が良さそうである、片方は彼氏がいて片方はいないようで彼氏欲しいと言い続けている、あと何秒、3秒!とそしてすぐに日を跨ぐ、列はあと20分くらいはかかりそう(お参りまで)。前後の人達とあけましておめでとうございます~、とやんわりやるのが楽しい、何人かは年越しの瞬間にジャンプしていた、跨ぐあるいはジャンプするリープする、でも時なんてものはただの目安だよなといつも思うが、区切りがないと人間はスライムみたいになりそう、あるいは擂鉢の中に擦られる胡麻のよう。私は今年36歳になる!36年も生きている。犬の寿命だと大体二回くらい生きているくらいになる。何のために長く生きるようになっているのか、医療とかそういうのを含めて、本当のところは誰も良くわからないながらやっている。姉の子が昨年の12月に産まれた、できるだけ傷つかないで、そういう場面や人を軽やかに避けていって、色々な意味などを自分自身で見つけて発見して捉えていっていくのだろう、それだけでスゴイと思う、とてつもないと思うが同じように生きている状態のその後、死んだあと、その前の死やあるいは生命、日常との疎遠をより現実味をもって近くに感じるときが必ずややってくる、と久々に行った早稲田松竹で観た『東京物語』で想う。5人くらいで観にいくイメージだったのがなぜか高校からの友人と二人になった。隣り合わせで観た。英語字幕があったから外国人の人も多くいて正月の早稲田松竹は満席の満席、原節子の顔、笑顔と発話はやっぱりめちゃくちゃ、きた…!となる。わさわさとする心が。あの熱海の翌朝のシーン、立ちくらみのところはリアル。

    その後馬場のマルハチの中二階の席で、わらわらと集まり飲む。馬場で飲むのはいいものよ、と思う。高校時代の昔の話やみんなの近況、今年の抱負、ありきたりであるが、どこにもないであろう会話の数々が年始を彩ってくれた。ミラグレーンをみんなに配り過ぎた、ミラグレーンを飲むとどこまでも飲んでやろう!となって、久々に大勢でスナックに向かう。神田川を渡っていまはなきPHASE店…。「夢の扉」といういい名前のスナックへ。カラオケ込々、ボトル二本、4500円セット料金、歌うまのバイトの子、よく歌い良く飲んだ。

  • 2022/06/12

    2022/06/12

    ・昨日は駅近くの焼鳥屋に行った。焼鳥といいつつ、焼きトンの店、は必ず美味しい。そして、漬け物、糠漬けのつかり具合が浅くてとてもよろし。カリカリのアブラがうまい。ホッピーは白、三杯いけちゃう。

    ・その後いつものスナックへ。おじさんにはその人オリジナルの感動があり、歯の抜け方や話し声には死んだ父親を感じる。わたしもおじさんである。立派なおじさん。立派なおじさんと立派な女性が見事にタバコを吸い歌い会話する場所。隣の白髪の短髪角刈のおっちゃんが町会長をしていたという。

    ・その話から、その駅の近くの川まで歩く。鷺がいる川、おじいさんと孫が川の中で何かを探している。何かがいるだろうそれは、綺麗な川だから。鷺は僕の存在を認めて、放尿した。その量は大さじ2杯といった感じで、どう考えても小分けしていそうだ。勢いの良い。

    ・川から横に道を、緑道を抜けた先の銭湯へ。その前によく話す店主のいる雑貨、古着屋へいくも、欲しいものはない。この後銭湯へいきます、というと僕のメッシュのバックをみて荷物少ないですねー。いや、この手ぬぐい一本で。かっこいいー!

    ・銭湯開店直後、挨拶をする近隣のじいさんたち。オケを使ってお湯を掛け合ってはしゃいでいる、今日の湯の温度がいつもより熱いらしい、それを身体に掛け合って、笑っている。よれよれの身体で、ゆっくりと動き、ぎりぎり湯から上がって、それにかける、笑う。手を上げて、またな、と。

    ・Alminum Groupが新譜を出していた